深大寺元三大師 奈良からの帰山

2025/4/2

こんにちは!調布市観光協会広報担当です。
調布市にある深大寺は関東屈指の古刹として有名ですが、50年に一度しか拝むことができない秘仏があることをご存知でしょうか?

その名は「元三大師(がんざんだいし)像」。高さは約2メートル、重さはなんと約200kgある巨大な仏像です。

この度、奈良国立博物館の国宝修理所で、江戸時代以来となる大修理を終えた深大寺の秘仏「元三大師像」が、深大寺のお堂へ3年ぶりに戻ってまいりました!(修理期間中は、元三大師像の胎内仏である鬼大師の15センチほどの仏像をお身代わりでお祀りされていました)

調布市観光協会として、この貴重な機会に立ち会ってきましたので、当日の様子をお届けします!

また、この度、修理完了を記念して「秘仏 元三大師 大開帳」が実施されます!
本来50年に一度しか開扉されない秘仏のため、今回の臨時大開帳はとても貴重な機会となります!
元三大師像の全身を見ることができるのは、今回が初であり、1か
月を超える御開帳は深大寺としても初めてとなりますので、この機会にぜひお参りください。

〜見どころ〜
元三大師像は、肖像彫刻としては日本最大です。高さは約2メートル、重さは約200kgあり、間近で見るとその大きさに圧倒されます。
また、お像本体の大きさもさることながら、持物(手に持っている数珠と密教法具) の大きさにも注目です。

元三大師像は頭部と胴体に分かれており、別の時代に作られたのでは、という見解もあったそうですが、最先端の分析技術により、同時期に制作されたものと判明するなど、今回の大修理をきっかけに新たな発見もあったそうです。
長い時を経てから分かる新事実もあるなんて、ロマンを感じますね。

〜帰山の様子〜
元三大師堂への帰山の際も、大人10人掛かりでようやく運び入れることができました。無事にお堂に納まった際は、自然と拍手が起き、元三大師像がどれほど大切にされているのか、実感することができました。
江戸時代には、トラック等便利な物もないため、どのように修理・移動したのか気になるところです・・・。

【秘仏】元三大師 大開帳

拝観期間

令和7年4月26日(土曜日)~6月2日(月曜日)

拝観時間

午前10時から午後4時まで

拝観料

1,000円

会場

深大寺元三大師堂

その他

詳細は深大寺公式ホームページをご確認ください。

問い合せ

深大寺 電話:042-486-5511

がんざん大師だいしぞうとは?

鎌倉時代に遡る、厄除けの本尊です。高僧良源(りょうげん)というのが生前の名で、平安時代中期に天台座主(として活躍した人物です。
命日が元月三日(一月三日)だったことから、「元三大師」と称されました。他に例を見ない巨大な姿と生々しく精悍()な顔立ちは、日本の肖像彫刻の中でも、特異な存在として注目されます。

来歴を示す史料はほとんど残っていませんが、その姿から13世紀後半の元寇(蒙古襲来)の後、異国退散祈願のため、鎌倉幕府の有力者などの後援で作られたと推定されています。

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