近藤勇生家跡

2022/9/29

新選組局長近藤勇は、1834年(天保5年)に宮川久次郎の三男(幼名宮川勝五郎)として、武蔵国多摩郡上石原村辻(現在の調布市野水)に生まれ育ちました。
15歳の時に天然理心流近藤周助に入門し、翌年理心流の目録を得て周助の養子となり、近藤姓を名乗るようになります。
当時、宮川家の屋敷は面積約7,000㎡の広さがあり、建物は主屋のほか蔵屋敷、文庫蔵、乾燥納屋、地下蔵、農具入納屋等があり、周囲はケヤキ、カシその他の大木や竹林が茂っていました。
現在の跡地は、屋敷の東南部に位置し、1943年(昭和18年)に家が取り壊されるまで使用していた井戸が残っています。
道路を隔てたところには、天然理心流5代目を継いだ近藤勇五郎(近藤勇の長兄の子)が開き、山岡鉄舟が命名した道場「撥雲館」があります(立ち入り禁止、外観の見学のみ可)。

住所

調布市野水1-6

アクセス

小田急バス停「野水一丁目」または「野川公園入口」下車徒歩3分

電話番号

調布市郷土博物館 042-481-7656

この記事のお問い合わせはこちら

人気記事 / RANKING