狐塚古墳(きつねづかこふん)は、多摩川中流域左岸に5世紀前半から7世紀前半にかけて造営された下布田古墳群を構成する円墳の一つで、東京都指定史跡に指定されています。
地元では「狐塚」と呼ばれていて、古くから古墳として認識されていました。
1944年(昭和19年)頃に照空隊陣地設営のため、その大半は掘り崩されてしまっていますが、2000年(平成12年)に行われた発掘調査の結果、狐塚古墳は古墳時代終末期に築造された大型円墳で、その規模は墳丘径(周溝内径)約44m、周溝外径約60.5mを測り、都内でも最大規模の円墳であることがわかっています。
調布市布田6-53-1・2・3・4
京王線布田駅から徒歩10分